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CmsTool v0.1.4 アップデートリリースのお知らせ
CmsToolをご利用いただきありがとうございます。
この度、CmsToolをv0.1.4にアップデートいたしました。
今回のアップデートでは、セキュリティ強化、機能拡張、そして使いやすさの向上を行いました。
新機能
管理画面のBasic認証
管理画面をBasic認証で保護できるようになりました。
これにより、管理画面への不正アクセスを防止し、セキュリティを強化することができます。
Basic認証を有効にするには?
まず.env
に以下の設定を追加してBASIC_AUTH_ENABLED
を有効にして下さい。
# Basic認証の有効無効設定
# falseからtrueに変更することで有効にできる
BASIC_AUTH_ENABLED=true
# Basic認証のユーザー名
BASIC_AUTH_USERNAME=admin
# Basic認証のハッシュパスワード
BASIC_AUTH_PASSWORD=hash
次にconsole
コマンドを実行して、ハッシュパスワードを生成して下さい。
# 例えば パスワードを xyz に設定する場合は php console generate:basic-auth-pass xyz と入力して実行する
php console generate:basic-auth-pass お好きなパスワード
以上で管理画面のBasic認証を有効にできます。
管理画面にアクセスする場合は、設定したユーザー名とパスワードを入力して下さい。
もしも、WebサーバーにApacheを利用している場合は/public/.htaccess
に以下を追記する必要があります。
# RewriteEngine On の記述の下あたりに以下を記述する
RewriteCond %{HTTP:Authorization} .
RewriteRule .* - [E=HTTP_AUTHORIZATION:%{HTTP:Authorization}]
アクセスログ
管理画面を含まないフロントページのアクセスログを記録できるようになりました。
これにより、サイトのアクセス状況を把握し、改善に役立てることができます。
アクセスログを有効にするには?
.env
に以下の設定を追加してACCESS_LOG_ENABLED
を有効にして下さい。
# アクセスログの有効無効設定
# falseからtrueに変更することで有効にできる
ACCESS_LOG_ENABLED=true
以上でアクセスログを有効にできます。
アクセスログは/storage/access
に日毎でアクセスログが出力されます。
Simplyテーマの機能拡張
Simplyテーマのテーマカスタマイズ機能を拡張しました。
カスタマイズページから以下の機能を有効にできます。
- 記事詳細ページにページナビ追加: 読者はページナビを使用して簡単に次/前のページに進むことができます。
- 執筆者プロフィール追加: 記事の執筆者情報(サイト単位での執筆者)を表示することができます。
RSSフィード出力
RSSフィードの出力に対応しました。
テーマがフィード出力に対応している場合、/feed
にアクセスすると最新の20件の記事がRSS2.0形式のXMLが出力されます。
改善点
目次データの改善
目次データをツリー状の構造として取得できるように改善しました。
これにより、目次データの操作がより容易になり、開発効率が向上します。
管理画面のUI調整
管理画面のチェックボックスのラベル文字サイズを変更しました。
これにより、ラベルが見やすくなり、操作性が向上しました。
theme.jsonのエスケープ改善
今までtheme.json
を編集すると、日本語などがエスケープ処理されて読めなくなっていたのですが、エスケープ処理を調整して、編集後も読めるようになりました。
テーマカスタマイズデータの保存先変更
読み取り専用テーマのカスタマイズデータの保存先を変更しました。
これにより、カスタマイズデータの管理がより容易になりました。
今後の予定
- 新しい種類のテーマを追加
- テーマのアップロード/ダウンロード対応
まとめ
今回のアップデートでは、セキュリティ強化、機能拡張、そして使いやすさの向上など、多くの改善を行いました。
これらのアップデートにより、CmsToolはより安全で、機能的になり、開発者にとってより強力なツールとなりました。
引き続き、CmsToolのさらなる改善と進化を目指してまいります。
今後ともCmsToolをよろしくお願いいたします。